対回観測

 観測と杭打ちの両方の機能を複合した感じになるのが対回観測時である。
1対回観測をする場合に、半対回が終わったところで反転指示を行えば、残
りの半対回は測定点の方向に機械が自動的に向くようになっており、改めて
方向を指示する必要がない。

 機械は反転するまでの測点の角度と距離を記憶しているので、反転後に測る
べき位置にあらかじめ向いておくことができるのである。観測の精度もその場で
確認できる。

 ちなみにプリズムを測る測距時間は、約1秒である。驚くなかれ、これはこの
機械の持つ測距モードの最短時間ではなく、最長時間である。これは速い。